富山サイバーナイフセンターTEL 076-443-6208

五福脳神経外科TEL 076-443-6200

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サイバーナイフ治療の流れ

No1
初診(完全予約制)

初診(完全予約制)

主治医からの紹介状、CT・MRI・PET等の画像、その他検査データなどが必要です。初診日には放射線治療専門医がこれらのデータを検討の上でサイバーナイフ治療の適応があるかどうかを判断し、患者様への説明を行います。

No2
治療プラン作成のための画像撮影(撮影日時は初診日に決めます)

治療プラン作成のための画像撮影
(撮影日時は初診日に決めます)

サイバーナイフ治療のための準備作業として、体を固定する器具の作成、CTやMRI等の撮影を行います。また、治療開始日も決めます。この日は作業終了後、そのままお帰りいただきます。

No3
治療の準備作業

治療の準備作業

治療プランの作成、治療プランに基づいた各種の測定作業などを行います。安全に確実な治療ができるようにするための大切な準備作業です。数日間を要しますが、作業はすべて我々スタッフが行いますので、この間患者様が来院される必要はありません。

No4

治療開始

治療プランに基づいて、必要な回数の放射線照射を行います。治療する部位や病変のサイズなどによって回数は異なります。この回数は治療の準備作業の段階で決まりますので、患者様には治療開始日になってはじめて治療回数や治療日時をお伝えすることになります。回数に関してはあくまでも目安ですが、代表的な疾患に関しては次のような回数が一般的です。

  • 単発性転移性脳腫瘍:1~5回
  • 小さな頸部腫瘍:5回(隔日照射)
  • 大きな頸部腫瘍・皮膚や粘膜に浸潤する腫瘍:10~20回(毎日照射)
  • 肺癌:4回(隔日照射)
  • 小さな膵癌:5回(隔日照射)
  • 大きな膵癌:二十数回(毎日照射)

※回数は一般的なものであり、患者様の全身状態や実際の病変により変わる可能性があります。

No5
照射

照射

照射期間中は、毎回医師が患者様の状態を確認し、もしも副作用があるようならば対応します。一回あたりの治療時間はだいたい30分〜1時間ほどです。

No6

照射終了

終了日に、その後の生活に関する注意点や、経過観察などに関して説明を行います。

No7

経過観察

放射線治療の効果は、治療終了後数ヶ月をかけてゆっくり現れる場合が多いですので、可能な限り当院で経過観察を行います。必要に応じてCTやMRI等の撮影を行いますが、それらの結果はすべて主治医へも報告させていただき、情報共有に努めます。遠方にお住まいの方や全身状態不良の方、また入院が長期に及ぶなどの場合には、経過観察を主治医にお願いする場合もあります。